12月の改定関連情報

Merry X’mas!
在宅医療コンサルタントの「K」です。

街中賑わっていますね。
特にサンタクロースは大忙しです。
でも、クリスマスを迎えたと思えば、すぐにお正月準備をしなくてはいけないので、
サンタクロース以上に実は私たちの方が忙しいのではないでしょうか?

年賀状は準備しましたか?
時期を過ぎてしまうとハガキ代が異なるそうで要注意ですね。
http://www.post.japanpost.jp/service/fee_change/nenga2018/

さて、本題。
先日、次期診療報酬改定の基本方針と改定率の発表がありました。

■ 平成30年度診療報酬改定の基本方針
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000187616.pdf

・地域包括ケアシステム=重点課題

「どこに住んでいても適切な医療・介護を安心して受けられる」ように地域包括ケアシステムの構築が前回に引き続き重点課題です。

地域包括ケアシステムを考えたときには国全体で一律ではなく、各地域でそれぞれ異なる社会資源を活用することがどうしても重要になります。

・在宅医療の位置は?

社会資源のひとつとしての在宅医療や訪問看護の「質」と「量」の確保については…
まだ在宅医療を行ったことがない医療機関等に対しては、どのようにすれば在宅医療に取り組んでもらえるか、魅力を感じてもらえるか。
すでに在宅医療や訪問看護に取り組んでいる医療機関等にはどうすればもっと質の向上を支援できるかがポイントですが、診療報酬改定という視点でいえば、それらに対する点数配分がどう行われるか期待したいところです。(中医協の課題や論点(案)でもいくつか提示されています)

また、在宅での看取りに関しても推進されるので、医療介護連携はより強化する必要があり、そのための評価という点にも注目です。

今後、具体的な点数が議論され3月には決定します。私たちも随時情報を発信していきたいと思います。

■ 改定率
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000188780.pdf

すでにご存じのことと思いますが、改定率は診療報酬本体についてはプラスでした。

今年も残り一週間です。私自身、一年間を振り返り、反省とともに新年に向けて新たな目標を掲げていこうと思います。

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

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